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最終確認の段階です。購入物件の仕上がり具合、使い方、メンテナンスの方法、保証の確認など、目前のことだけでなく、時間経過も視野に入れてチェックしていきましょう。
また、内覧会の時に家具の配置や搬入、カーテンや家電品の取り付けもイメージしておくとよいでしょう。

Point 1

内覧会では、建物の仕上がり具合をチェックしながら、その家の「使い方」を教えてもらいます。
図面通りに施工されているか、ドアや窓、扉、水道などに不具合はないかを実際に動かして確認し、メンテナンスの方法や保証期間についての説明を受けます。ただし、設計図面と実際の建物が異なる場合もありますので、気になることは確認するようにしましょう。
また、運び込む予定の家具や家電品の設置場所や運び込み手順、搬入ルートを、メジャーを使って確かめておくこともオススメします。

内覧会の流れ
  1. 隣地との境界確認
  2. 仕上がり確認 ― 建物外周部、建物内部、可動部分
  3. 設備機器等の取扱い説明 ― 設備機器、TV・電話・LAN配線
  4. メンテナンス方法
  5. 長期使用製品安全点検制度の説明
  6. 入居までの諸手続きのご案内、その他
内覧会 イメージ
参考資料:内覧会の流れ(PDF)

Point 2

買主が売主に残代金を支払い、売主が買主に所有権を移転する、これが引渡しです。住宅ローンを利用する場合は、金融機関で行われるのが一般的です。
売買契約書、ローンの金銭消費貸借契約書、登記申請書などに不備がないかを確認し、借入金を売主に支払うと、代わりに鍵を受け取ることになります。所有権の移転登記も、通常は司法書士が申請してくれます。
引渡しに際しても、いくつかの資料をもとに説明が行われます。
提携ローンを利用した場合には、前もってローンの支払い手続きを済ませておきますので、お引渡し当日は現地で行うことになります。提携ローンについては、住まいの購入スケジュール第4回「資金計画編」でご紹介をしていますので、ご参考ください。

ソファでくつろぐ家族 イメージ

引渡しの主な資料

  • 弱電配線説明資料 ― 建物内の情報化配線を含むコンセントについての説明資料
  • 設備機器のメンテナンス
  • 長期使用安全点検制度に関する資料
  • 建物付属設備機器の取扱説明書
  • 住まいに関するお手入れマニュアル
  • 引渡書 ― メーター確認を含む
  • 保証書
  • 住宅性能評価書
ご入居

日程に余裕があれば、引っ越しは引渡しより少しあとに予定をしておく方がよいでしょう。万一内覧会で補修カ所が出た場合など、補修工事が完了してから入居した方が安心です。

質問イメージ
  • Q内覧会で住まいの使い方を教えてもらう時、何か大事なことがあれば教えてください。
    お引渡し後、お客さまからいただく問い合わせで多いのが、家具を運び込む際のドアや窓の外し方です。内覧会で寸法や搬入ルートを確認し、ドアやサッシの外し方も聞いておけば、引っ越しの際あわてずにすみます。また、建物のことだけでなく、網戸の外し方、動きが悪くなったときの調整の仕方なども聞いておくと大掃除の時に役立ちます。
  • Qもし入居後に何らかの不具合が出た場合はどうすればいいでしょうか。
    当社の場合、構造上重要な部位は10年保証、クロスの補修などは2年保証、枯れ木は1年保証などの基準を定めています。まずは、カスタマーサポートセンターにお問い合わせください。

担当からのひと言

担当者イメージ

お引渡しは当社との長いお付き合いの第一歩となります。
新しいマイホームで生活をしていく中で、お手入れの仕方など、わからないことがでてくることと思います。
当社では、定期点検やアフターサービス、リフォームを自社一貫体制で行っておりますので、お引渡し後も安心してお住まいいただけます。
建物見学の際や、内覧会でわからない点や、お住まい後に気づいたことがございましたらお気軽にご相談ください。